入社して4年半が経ち、なかなか目に見えた成長を遂げられず、現状を打破できない状況が続いていると実感していたものの、ちゃんと向き合わずに過ごしている自分がいました。
ただ、このままでは良くないな…という思いから、奮起し、成長が鈍化している原因とどのように打破していくかについて考えてみました。
そもそも「成長」とは?
「成長が鈍化している」と感じたものの、そもそも「成長」ってなんだろう?ということを考えました。
どんなときに「成長した」と感じるのか?
まず、「成長」を考えるうえで、自分がどんなときに「成長した」と感じるのか考えてみました。
- できなかったことが自然とできるようになったとき
- 考え方の幅や視野が広がったとき
- スキルアップやステップアップしたとき
- 自分に負荷をかけてそれを乗り切ったとき
- 自分の知識や経験を活かして取り組んだ結果、他者に認められたとき
これらをまとめると、「スキルや視野を広げて自分を高めた結果、他者に認められることを通じて進化し続けること」が私にとっての「成長」であるのかなと感じました。
人はどんなときに成長するのか?
次に、成長するためには、上記で挙げた状態が得られるような行動や取り組みが必要であると思い、それがどんなものであるかを考えました。
その結果が以下の2つです。
- 繰り返しの練習や経験を積み、試行錯誤を重ねて理解やスキルを深められたとき
- また、その中で、新しい視点や方法を取り入れて、それが結果に繋がったとき
- 新しいことに挑戦し、学びを得たとき
- チャレンジした結果が成功でも失敗でも振り返りを行い、得られた気づきなどが成長に繋がる
これら見解にズレがないか確かめるため、「成長するために必要なこと」について調べたところ、「成長を支える要素」として主に3つあることがわかりました。
成長を支える3つの要素
- 良い経験にめぐり合うこと
- 良い経験とは、自分の能力を高めるきっかけを与えてくれるような仕事や課題に取り組む経験のこと
- いつまでも自分の能力の範囲内のことばかりやっていては成長しないため、現在の自分の能力よりも高い能力を求められる課題に取り組む
- 以下のような自分をストレッチしてくれるような課題のこと
- 今までにやったことがない仕事
- 高いクオリティが要求される仕事
- 短期間でやらなければならない仕事
- まったく違う見方をしなければならない仕事
- 以下のような自分をストレッチしてくれるような課題のこと
- 経験から学ぶ力を持っていること
- 経験から学ぶ力を持っているとはどういう人か?
- 好奇心を持って成長の機会を求める
- 多少のリスクがあっても挑戦する
- 困難にぶつかっても乗り越えようという気持ちを持つ
- 他者からの批判やアドバイスに耳を傾ける
- 自分の経験の「振り返り」をする
- 行動の結果を内省して、そこから何らかの教訓を引き出すことが重要
- 経験から学ぶ力を持っているとはどういう人か?
- 良い経験を積む機会が多く、学ぶ力を養ってくれる組織に所属していること
成長するために必要なことはなにか?の結論
- 自分の限界値を超えるような挑戦をしたり、好奇心を持って積極的に取り組むことが成長に繋がる
- 「振り返り→改善」を行い、学びを得ることで成長に繋がる
なぜ成長が鈍化しているのか?
「成長ってなにか」「どんなときに成長するのか」を考えた結果、なぜ成長が鈍化しているのかもわかってきました。
1. 新しいことにチャレンジできていない
失敗を恐れて、自分の能力値の中で業務を行っていると感じました。
9課では一人一人への裁量があり、挑戦させてもらえる環境があるため、それを自ら利用できるように、失敗を糧にするくらいの器量と気持ちで進んでいかなければ成長しづらいと気づきました。
2. 短期間での振り返りができていない
恥ずかしながら、日々もしくは週単位での振り返りができておらず、四半期に一度振り返るといった状態になっていました。
求められるレベルとも関係してくるかとは思いますが、入社当初の週報を書いていた時期のほうが成長スピードは早かったように感じます。
改めて、時間がないといって、振り返りを怠っていてはなかなか成長できないと気づきました。
取り組むこと
原因がわかったところで、今後、成長速度を上げるべく、取り組むこととして以下2つ実践したいと思います!
1. 初心にかえって日々の振り返りを行い、KPTを書き出す
- 週単位では小さなことを忘れる可能性が高いため、一日単位で取り組みます。
- 業務中に感じた「こうすればよかったな」「こうしてみて良かったな」など思ったことを都度メモするようにし、業務終わりに振り返りを行うようにします。
2. 自分が主体となって行う取り組みを四半期に1つ考える
- 過去に実施した再契約率向上のためのキャンペーンのような、自分が主体となって企画立案・実行する取り組みを四半期に1つ考えるようにします。
- 今期についてはすでに決定している新機能のリリースに伴う対応取り組みを私が責任を持って対応したいと思います。
まとめ
成長の鈍化を感じてはいたものの、どこか向き合わずに逃げている自分がいましたが、今回真正面から向き合ってみたことで、「成長とはなにか」「成長するために必要なことはなにか」など自分の中で整理することができました。
また、主体的な行動なくして成長はできないということやこれまでわかってはいたものの避けていた、自分の殻を破る(自分自身に負荷をかける)ような行動と日々の積み重ねが大切であることも改めて実感しました。
今回得た気づきを忘れずに、少しでも現状を打破できるよう積極的に取り組むことを心がけていきたい思います。