みなさま、お久しぶりです!9課でカスタマーサポートを担当している suzuki です!
今回は、「成長速度を上げるために必要なこと」について、自分なりに整理してみました。
きっかけは、最近ふと「自分の成長が鈍化しているかもしれない」と感じたことでした。
これまでよりも成長のスピードが落ちている感覚があり、「もっと意識すれば変えられるんじゃないか?」と思い、改めて振り返る機会を作りました。
9課での普段の取り組みや、自分の行動を振り返って気づいたことをまとめたので、共有させてください。
そもそも「成長」とは?
まず、そもそも「成長する」とはどういうことか、改めて考えてみました。
自分が「成長したな」と感じるのは、こんなときです。
- できなかったことが自然とできるようになったとき
- 考え方の幅や視野が広がったとき
- スキルアップやステップアップしたとき
- 自分に負荷をかけてそれを乗り切ったとき
- 自分の知識や経験を活かして取り組んだ結果、他者に認められたとき
これらをまとめると、
「スキルや視野を広げて自分を高めた結果、他者に認められることを通じて、進化し続けること」
それが、私にとっての「成長」なのかなと感じています。
人はどんなときに成長するのか?
次に、「成長するためには、どんな行動や取り組みが必要なのか?」を考えてみました。
まず、自分自身の経験から、特に大事だと感じたのは次の2つです。
- 繰り返しの練習や経験を積み、試行錯誤を重ねて理解やスキルを深めること
- その中で、新しい視点や方法を取り入れ、それが結果につながったときには、大きな成長を実感できます。
- 新しいことに挑戦し、学びを得ること
- チャレンジした結果が成功でも失敗でも、必ず振り返りを行い、気づきや改善点を見つけることで成長につながると感じています。
この考えが的外れでないか確かめるために、「成長するために必要なこと」について改めて調べてみたところ、熟達化研究の視点からも「成長を支える要素」として次の3つが挙げられていました。
成長を支える3つの要素
1. 良い経験にめぐり合うこと
- 「良い経験」とは、自分の能力を高めるきっかけを与えてくれるような仕事や課題に取り組むこと
- いつまでも今の能力の範囲内で留まっていては成長しないため、自分の限界を少し超えるような環境や課題にチャレンジすることが重要です
たとえば、
- 今までにやったことがない仕事
- 高いクオリティが要求される仕事
- 短期間で成果が求められる仕事
- まったく違う視点で考えなければならない仕事
2. 経験から学ぶ力を持っていること
成長機会を活かすには、経験を振り返り、学びを得る力が欠かせません。
具体的には、
- 好奇心を持ち続け、成長のチャンスを探す
- 多少のリスクがあっても挑戦する
- 困難を乗り越えようとする前向きな姿勢を持つ
- 他者からのフィードバックを素直に受け入れる
- 振り返り(内省)を行い、そこから教訓を引き出す
3. 良い経験を積む機会が多く、学ぶ力を養ってくれる組織に所属していること
成長し続けるためには、挑戦できる機会があり、振り返りや学びを促す環境や文化があることも大切だとされていました。
成長するために必要なことはなにか?(自分なりの結論)
こうした調査や自分の経験を踏まえて、改めて「成長するために大切なこと」を整理すると、次の2つだと考えています。
- 自分の限界を超えるような挑戦をすること
- 振り返りと改善を繰り返し、学びを積み重ねること
成長は、挑戦と学びのサイクルをどれだけ続けられるかにかかっている、そんなふうに感じました。
なぜ成長が鈍化しているのか?
「成長とは何か」「どんなときに成長するのか」を改めて考えたことで、自分自身がなぜ成長できていないと感じているのかも、少しずつ見えてきました。
特に大きく感じたのは、次の2つのポイントです。
1. 新しいことにチャレンジできていない
失敗を恐れて、自分の「今の能力の範囲内」で業務をしていると感じる場面が増えていました。
9課は、一人ひとりに裁量があり、挑戦させてもらえる環境があります。
それを自ら活かすことができなければ、成長はしづらい。
改めて、「失敗を糧にする」くらいの器量と気持ちで挑んでいくことが必要だと感じました。
2. 短期間での振り返りができていない
正直に言うと、日々や週単位での振り返りができておらず、気づけば四半期に一度の振り返りになっている状態でした。
振り返ってみれば、入社当初に週報を書いていた頃のほうが、明らかに成長スピードは早かったと実感しています。
「時間がない」を言い訳にして振り返りを後回しにしていては、成長は難しいと、改めて気づきました。
短いサイクルでの振り返りと改善こそが、成長スピードを高める鍵だと思います。
取り組むこと
原因がわかったところで、今後、成長速度を上げるために実践したいことを2つ整理しました。
1. 初心にかえって、日々の振り返りを行い、KPTを書き出す
これまでは週単位の振り返りになってしまい、どうしても小さな気づきを見落としがちになっていました。
そのため、一日単位での振り返りを意識して取り組みます。
具体的には、
- 業務中に感じた「こうすればよかった」「これは良かった」をその都度メモ
- 業務終了時に、そのメモを振り返ってKPTとしてまとめる
これを習慣化し、小さな気づきを積み重ねるサイクルを作っていきます。
2. 自分が主体となって行う取り組みを、四半期に1つ考える
過去に取り組んだ「再契約率向上キャンペーン」のように、自分が責任者として企画・実行するプロジェクトを、四半期に1つは考え、実行していきたいと思っています。
今期は、すでに決定している新機能のリリース対応を私が責任を持って推進します。
まとめ
成長の鈍化を感じながらも、どこか向き合わずに目をそらしていた自分がいました。
今回、改めて真正面から向き合ってみたことで、「成長とは何か」「成長するために必要なことは何か」を、自分なりに整理することができました。
そして、主体的な行動なくして成長はできないということや、これまで分かっていながら避けていた、自分の殻を破る(=自分自身に負荷をかける)行動と、日々の積み重ねの大切さを、改めて実感しています。
今回得た気づきを忘れず、少しでも現状を打破できるよう、これからも積極的に取り組んでいきたいと思います。