こんにちは。9課でCSを担当しているadachiです!
突然ですが、日々の仕事やプライベートにおいて、「自分の伝えたいことがうまく伝わらない」「相手の意図が正確に汲み取れない」と感じることはありませんか?
私自身も、そんなもどかしさを感じる場面があり、今回あらためて自分のコミュニケーションを見直してみました。
目次
なぜ今、コミュニケーションを見直すのか
- 初対面でも会話ができる
- 雰囲気に合わせて話せる
- 困っている人に気づき声をかけられる
- グループの調整役もできる
このように、比較的「話すこと」は得意な方だと思っていました。
しかし一方で、
- 自分の伝えたいことが正しく伝わらない
- 相手の意図をうまく受け取れていない
といった課題を感じていたのも事実です。
「コミュニケーション=伝える力」だけではなかった
調べていくなかで印象的だったのが、「コミュニケーションは双方向のやりとりである」という基本に立ち返ることの大切さでした。
「伝える力」だけではなく、「受け取る力」も同じくらい重要で、むしろこのバランスが取れてはじめて、真のコミュニケーションが成立します。
さらに、「外交的=コミュニケーション能力が高い」とも限らないことを知りました。ただ話すだけではなく、“相手とどう向き合っているか” が問われていたのです。
コミュニケーションに必要な4つのポイントとは?
- 伝える力
自分の意図を相手に分かりやすく届ける力。 - 聴く力(傾聴力)
最後まで話を聴く姿勢と、相手の本音や意図を正確に受け取る力。 - 非言語で伝える力
表情・視線・声のトーンなど、言葉以外で信頼や安心感を伝える力。 - 非言語を読み解く力
相手のしぐさや表情から、言葉の裏にある感情をくみ取る力。
自分に足りなかったポイント
① 傾聴力の不足
- 話を最後まで聞かず、途中で話題を変えてしまう
- 聞こえていなかったり、聞き間違えたりする
- 自分の理解を過信し、確認を怠る
② 伝わる工夫の欠如
- 話し始めたものの構成が曖昧で、「要は何?」と聞き返される
- 聞いた話をそのまま伝えようとして、意図がずれてしまう
③ 認識のすり合わせ不足
- 「相手は知っているはず」と思い込み、説明を省略
- 結果として、再確認・再説明が発生する
では、どう改善すればいいでしょうか
傾聴スキルの強化
- 相手の方を向いて話を聴く
- 話の途中で判断せず、最後まで耳を傾ける
- 聞いた内容を自分の言葉でまとめる
伝える工夫
- 話す前に目的・ゴールを明確にする
- 簡単な構成(目次)をイメージする
- 5W1Hで整理して話す
丁寧な確認とすり合わせ
- 「相手の前提知識」を確認しながら話す
- すべての人に対して説明を省略しない
- 作成した文章(チケットなど)を時間を置いて読み直す
「伝える」ではなく「伝わる」ために
今回の振り返りを通して、自分がやっていたことは「話すこと」であって、「伝えること」ではなかったと気づきました。
そして、相手の話を“受け取る”姿勢も十分ではなかったと反省しています。
この気づきを活かし、これからは「聴くこと」「すり合わせること」を意識的に実践していこうと思います。
最後に:コミュニケーションはスキル。磨けば変われ
コミュニケーション能力は、持って生まれた才能ではなく、「意識して磨いていくもの」だと実感しました。
誰かとすれ違ったとき、「自分の伝え方」「相手の受け取り方」に目を向けるだけで、関係性や仕事の進め方を変えることができると思いました。
この記事が、少しでも誰かの「自分のコミュニケーションを見直してみようかな」というきっかけになれば嬉しいです。