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どうもーどうもどうもーー
イッ●Q系列の女芸人が好きすぎる9課代表、安部です。
もう見てるだけでニコニコして心底癒やされます。いつか二丁目のバーとかで鉢合わせしたい…

さて少し前にはなりますが、7/19(水)〜7/20(木)の2日間を使って1泊2日の開発合宿に行ってきたので、備忘録も兼ねてレポートを書きたいと思います(`・ω・´)ゞ

!注意!
本合宿で学んでいることは一般的な開発現場からすれば超当たり前のことばかりですw
しかしながら、創業年数の浅いスタートアップにおいては様々な事情からしばしば安定性よりもスピードが重要視される場面があり、その現状から少しでも脱却しようと足掻いた軌跡が本レポートとなります。
ので、「フーン。当たり前のことはこうやって出来ていくのネー」ぐらいの気持ちで見るのが丁度良いですw

合宿の目的

今回の合宿の最大目的…それは、大反省会でした。

合宿の2〜3ヶ月ほど前から自社サービスにおける大型アップデートを進めていたのですが、バグによるスケジュール遅延が多発、リリース直後にも緊急改修が発生するという非常に無残な結果だったため、「これはいかん!徹底的に見直さねば!!(あと精神的疲労も取りたい)」ということで急遽決定。

当アップデートにおける問題点を洗い出し、
・何が上手く出来なかったのか?
・出来なかった原因はどこにあるのか?
・次はどう対策すれば上手くいくのか?
を全員で思考し、具体的な次対策までに落とし込むことをゴールとしました。

事前に準備したもの

合宿の目的、タイムテーブル、持ち物、宿泊先情報などを記載した旅のしおりを用意。
また、当日の合宿を有意義な時間にするべく、予めどういった流れで進行してゆくかファシリテーターとして事前準備をしておきました。

今回のゴールは「アップデート時の問題点を洗い出し、次回失敗しないための具体策に繋げること」なので、振り返り手法にはAAR(アフター・アクション・レビュー)を採用。
私も初めて知った手法なのですが、どうやらアメリカ陸軍生まれらしい…

AARは以下の4点に沿って進行される

① 我々がやろうとしたのは何か?
② 実際には何が起きたのか?
③ なぜそうなったのか?
④ 次回我々がやろうとするのは何か?

あまり情報の見当たらない手法ではありますが、まさに今回の反省会ピッタリの内容だったので取り入れてみることに。

今回の宿泊先

東京から近いこと・ネット環境が整っていること・会議室があること・温泉があること
これらの条件で色々探した結果、開発合宿プランのあるおんやど恵さんにしました。

コスト面だけでいくと他にもお得な宿泊先はいくつかありましたが、結論から書くとコスパ最高でしたw

合宿1日目

09:50 全員で品川駅に集合。踊り子に乗って湯河原へ!

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11:14 湯河原に到着!評判のラーメン屋があるということで行ってみると長蛇の列ェ……。
ここには写ってませんが道を挟んで向かい側にも並んでました。

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スープが透き通ってる…!
濃ゆいのにくどさの無い鶏ガラ系ラーメンでした。(この時点で既にやりきった感が生まれる)

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13:00 おんやど恵 旅館に到着!
チェックインは15時だけれど先に会議室が使えます。マルーッ!(特に意味のないポーズ)

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ひ、広い…!想像していた以上にちゃんとした会議室だ…!!
私達たった3人なのに20人ぐらいは余裕で入れるし、お茶にお水、有料だけどお菓子なんかも揃ってる。

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いざ、振り返り開始!!

会議室に一通りキャッキャしたら、まずは時系列でアップデート前後に起きた事柄を洗い出すことに。
GitHubやSlack、Asanaの履歴を遡って問題となったことをガンガン書き出していく。
AAR的に言うと「何が起こったのか?」の部分ですね。

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時系列に貼り付けていくことで、いつ何が起こったのかを正確に追うことができます。
なお、不具合の履歴が分散しているのも良くないなーという話になり、以後は一箇所にまとめることに。

時系列での整理が完了したら、次は各問題をカテゴリ分けしていきます。
例えばIE特有の表示崩れなどデザイン系の不具合や人的ミス、仕様に対する認識の相違などに分ける。
AARでの「なぜそうなったのか?」を明確にします。

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各問題を振り返っていく中で、色々あるけど最大の問題点はテストの甘さにあると痛感……(´Д`;)
スタートアップという特性上、スピード重視で動作検証・テストはおろそかになりがちな部分は認識していましたが、それが痛々しく浮き彫りになった感じです。
その点を徹底して強化するべく、緻密なテスト項目表を作り上げることが本合宿の具体的な成果物に決まりました。
(当たり前なのですが、少人数の会社で当たり前をきっちりやるのって意外に大変なんです…)

AAR的に当てはめると「次回、私達はどう対応するのか?」ですね。

各自、担当範囲を決めて自由にゴリゴリやる!

やることと担当範囲が決まったら、早速気になっていた足湯に直行〜!
…想定外に足湯の温度が熱く、ずっと足を浸けていられない\(^o^)/

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汗だくになりながら、2、3分に一回足を上げつつ満喫しました。

15時になったら宿泊部屋にチェックイン!

今回は3名用の和室に泊まりましたが、こっちも思ってた以上に広い…!

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なんか奥にもちょっとした作業エリアがある…!
一瞬で3人それぞれのお気に入り作業場所が決まりましたw

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ときおり相談しつつ、担当範囲のテスト項目をひたすら洗い出して書き連ねていく…。
以後のベースになるものなので、漏れがないよう出来る限り細かく頑張る。

余談ですが、洗面所もなかなか綺麗で快適です。

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18:30 お待ちかねの晩御飯!

晩御飯タイムで一旦休憩。
開発合宿プランはお得な料金設定のため、豪華食材は使わないお料理だと正直に記載されていましたが…

ボリュームがすごいいぃぃぃ\(^q^)/

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もちろん、これで全部じゃあありません。
この後、茄子田楽やら天ぷらやら混ぜご飯やら何度も「次のお料理」が登場し、夏限定で少食になる能力を持つ私は一体いつになったら「これで最後です」と言ってくれるのか不安が止まりませんでした。。。

おんやど恵にカンパーーーイ!!

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食後は卓球で真剣勝負。
本当は卓球休業日で使えなかったにも関わらず、どうしてもやりたいという我儘に快く対応してくれた恵さん。

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うおぉぉ恵さんのために勝つ!!(割とみんな本気)

汗だくになりつつ、20時に進捗報告会

お互いの進捗を確認しつつ、ボリュームが大きいところのヘルプに入る。
……にしても熱い!なんであんな真剣に卓球したんだ!バカ!

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そしてお楽しみの温泉タイム! ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

疲れてきたなーと思ったら、各自好きなタイミングで温泉へ…。
平日のど真ん中&夏休み前ということもあり、男湯も女湯も貸切状態!!

…って2人とも喜んでたけど、私が入ったときはよく喋るおばちゃん達がいました(´・ω`・)

男湯で撮ってきてもらった写真がこちら!
脱衣所周りも綺麗。

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めっちゃ広いわけではないけど、ゆったり浸かれる優しい雰囲気。
外には露天コーナーがあります。

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お湯の温度も熱すぎなくてちょうど良かった!

ここからは全員で作業が終わるまでひたすらガリガリやる。。。

合宿2日目

06:00〜07:00 各自適当に起床!

年のせいか最近朝起きるのが早いという2人は、グースカ寝てる私を横目にあさんぽ(朝の散歩)に行ったり、朝風呂を楽しんだりしていたようです。

あさんぽ好きの36歳 男性エンジニアに至っては近くの小川に行ったらしく、素敵な写真を沢山撮っていて同じ小旅行でもきっと私の3倍は豊かな経験をしたんだろうなぁ( ˘ω˘ )と思いました。後悔も反省もしていませんが。

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朝ご飯まで軽く手直ししつつ、テレビ見つつ。
(なぜか狭い場所に3人集まって作業するようになってた)

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08:00 朝ご飯タイム!

うおおおとっても素敵な優しい和食じゃないかぁ〜〜〜!!(´;ω;`)
一人暮らしの身にはこういうご飯が沁みますね…。

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ちなみに前日の晩御飯のボリュームが凄すぎたため、若干朝ご飯にも怯えてた私ですがこれは丁度良い塩梅でした。

09:00 全体発表&今後の具体的対策まとめ

そして最後に会議室へと戻り(まだ卓球台は置かれていた)、
成果物(テスト項目表)の振り返りと、今後の具体的な運用方法についてディスカッション。

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※情報漏えい的な観点ではなく、当たり前のことが多すぎてお見せするのが恥ずかしいからのモザイクですw

AARという聞きなれないアメリカ陸軍式手法を使いながら進めた今回の合宿ですが、
私達がどこで躓き、その原因は何であり、次回どうすれば回避できるのか、
しっかり振り返って考えることが出来たと思います。

11:00 チェックアウト・帰宅

いよいよ残すところは帰るだけ!

行きは踊り子に乗りましたが、帰りはスーパー踊り子?とかなんかそんな名前の電車に乗りました。
乗り物好きの2名はすっごく楽しそうにはしゃいでいましたが、上の一文からも分かるように乗り物にはちっとも興味のない私は爆睡。

途中、2人のはしゃぎ声で目を覚ますと、ビール片手になんだかんだ言っていたのでまたソッと眠りにつきました( ˘ω˘)スヤァ

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そんな感じであっという間だった1泊2日の開発合宿もとい反省大会ですが、
とても濃密で楽しく、価値ある時間を過ごせました!

何より最後に成果物をまとめたときに「これで次はもっと良くなる!」
と心から思えたことが一番の素晴らしい収穫だったと思います。

はーー 満足満足。

週2日からエンジニアメンバーも募集中!

こんな9課ですが、業務拡大のため、ただいま猫の手も借りたいぐらいバタついております。

少人数組織ゆえ幅広い知識が求められますが、ユーザ直結型のサービス運営のため、自分の力でユーザを幸せにしている実感が強く得られるのが魅力です。

以下の入社ガイドや本記事などを見て「感性近いかも?」と思われた方は、是非お気軽に問い合わせフォームやWantedlyよりお声がけくださいね〜!

9課入社ガイドを作ってみたので、ほぼ全公開してみる。

 

 

それではサヨーナラ。

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